『重陽の節句を楽しむ土鍋料理の会 /@伊賀本店』『土鍋レストラン/秋づくしの土鍋ご飯とできたてわらび餅を楽しむ会』の様子をレポート
9月9日『重陽の節句を楽しむ土鍋料理の会』を伊賀本店にて開催いたしました。
「ヤマサちくわ」と「長谷園」の特別コラボレーション企画として、重陽・菊の節句の美味しいおもてなし料理の宴を、国登録有形文化財「なが谷 母や」にてお楽しみいただきました。
「ヤマサちくわ」さんは、創業文政十年(1827年)の長く愛され続ける愛知県豊橋市のちくわ屋さん。
社長の佐藤元英氏に「ちくわ作りのこだわり」のおはなしを伺い、その後縁側にてちくわ焼き体験。くるくると回すと、大きなちくわに段々焼き色がついてきます。
みなさま、焼き立てのちくわを「今まで食べてきたちくわと全然違う!美味しい!」と頬張っていらっしゃいました。
『重陽の節句』は無病息災・長寿を願う行事とされ、「菊の節句」とも呼ばれています。節句にちなんだお料理を、ヤマサちくわ直営のおでん専門店『広小路・でんでん』の総料理長の山下隆之氏がご用意くださいました。秋の訪れを感じる献立をご用意いただき、この日の土鍋ごはんは「ちくわの炊き込みご飯」。きのこと銀杏がたっぷり入った秋の炊き込みご飯でした!
さらにゲストとして三重県伊賀市の蔵元『大田酒造』の大田ちひろ氏をお迎えし、このイベントの為に、伊勢志摩サミットのワーキングディナーの乾杯酒として使われた「半蔵 純米大吟醸生原酒 磨き40」を特別にお持ちいただきました。乾杯後は、秋季限定の「半蔵 特別純米酒 ひやおろし原酒」に菊を浮かべて、菊酒もお楽しみいただきました。
ご参加くださった皆さまに、伝統や文化に想いを馳せながら季節のお料理・お酒をお楽しみいただき、特別な宴となりました!
9月12日『秋づくしの土鍋ごはんと、できたてわらび餅を楽しむ会』&『和菓子の予約販売』を東京店にて開催いたしました。
今回の土鍋レストランは、和菓子職人の中村弓拓氏を迎えて、目の前でわらび餅を作っていただき、土鍋料理の最後に召し上がっていただく特別企画でした。
中村弓哉氏は、三重県伊賀市で1607年創業の老舗和菓子処「桔梗屋織居」の19代目で、2022年11月世田谷区駒沢にオープンした餅菓子専門店≪KIKYOYA ORII≫の店主でもあります。
伝統の味を継承しつつも新しい感性で和菓子を作り出されていています。
あまりに美味しいお餅菓子に「長谷園で一緒に楽しい企画をしませんか?」とお誘いをさせていただいたところ、快諾くださり今回実現となりました。
目の前で見る和菓子職人の技に見入った後に、できたてのわらび餅を満面の笑みで召し上がっていただきました。
土鍋料理も和菓子も、作り手とお客さまが一体となって美味しさをお伝えできる素敵で幸せな時間となりました。
KIKYOYA ORIIで大人気の「シャインマスカット大福&十九代目の豆大福」のセット・羽二重餅の冷やしぜんざい・お持ち帰り用の本蕨餅を限定数で販売もさせていただきました。
次回の企画も計画中です!どうぞお楽しみに!!