【土鍋でスイーツを楽しむレシピ】タルトタタン
12月はクリスマスなど家族や友人で食卓を囲む機会も多いのではないでしょうか?
土鍋は鍋料理やおかず作りだけでなく、お菓子作りでも活躍します。耐熱性に優れているので、オーブンでも使えます。余熱力を利用すれば、加熱しすぎなどの失敗もありません。食卓で鍋を囲むように、子どもたちとお菓子を作るのも楽しいものです。
ぜひ今年のクリスマスは土鍋スイーツに挑戦しませんか?
今回の『Happy Donabe Life』は土鍋を使ったスイーツ1品をご紹介いたします!
使用する土鍋は「ふっくらさん」。
「ふっくらさん」とは、タジン鍋のようにとんがり帽子のふたが美味しさのヒミツで、蒸したり・焼いたり・炒めたり、食材の旨みギュッと閉じ込め、その名の通りふっくらと仕上げてくれる土鍋です。普段の料理では、ステーキ・ハンバーグ・焼き魚・レンコンステーキ・魚介のふっくら焼き・グラタン・タジン料理・すきやき・季節の焼き野菜など、フライパン代わりに大活躍してくれるのですが、今回は「ふっくらさん」の陶板(ふたは使いません)でりんごのキャラメリゼを作り、その上にパイシートを被せてそのままオーブンで焼いてスイーツを作ります。
タルトタタン
<使用土鍋>
ふっくらさん 中
<材料>
冷凍パイシート 2枚
【A】
りんご(紅玉) 1個
レモン汁 1/2個分
グラニュー糖 30g
バター 25g
くるみ 適量
*紅玉以外のりんごを使う場合は、レモン汁(分量外)大さじ1を振りかけてください。
<作り方>
(1)パイシートは室温で解凍して2枚を重ね、めん棒で「ふっくらさん」を覆う程度の大きさに伸ばす。オーブンを220℃に予熱する。りんごは皮をむき、芯を取って8等分に切る。
(2)【A】の材料でりんごのキャラメルゼを作る。
「ふっくらさん」にグラニュー糖を薄く広げ、中強火で加熱する。溶けて一部が茶色くなったらさっと混ぜ(混ぜすぎに注意)、全体をカラメル色にする。
(3)(2)にバターを加え、溶けたら弱火にしてりんごを加える。混ぜながら約3分加熱し、ふたをして火を止め、そのまま3分余熱調理する。
りんごをきれいに並べ、軽く砕いたくるみを上からのせる(写真参照)。
(4)粗熱が取れたらパイシートを被せる。りんごを包むようにパイシートの縁を土鍋にくっつける。
(5)余熱したオーブンで20分焼き、表面がきつね色になったら取り出す。
そのまま切って取り分けてもいいですが、返してもOKです(写真参照)。
みなさまもおかず作り以外に土鍋を活用してみてくださいね。